モリサワ note編集部

株式会社モリサワの公式アカウントです。モリサワフォントユーザーに役立つ情報はもちろん、デザイン、フォントに興味のある人に楽しんでいただける情報をお届けします。

多言語組版ルールブック

知っているようで実はあまり知らない、日本語以外の多言語組版について、基礎ルールが学べる記事をまとめています。欧文編を連載中。

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多言語の組版ルール【簡体字編】第2回 簡体字の組版

中国語の表記に用いる「簡体字」について、今回は文字組の基本ルールをご紹介します。 簡体字の入門編は、前回の記事をご覧ください。 組み方向と文字の揃え組み方向は、「横組み」が主流です。デザイン的なアクセントや見出しなどでは縦組みもありますが、基本的には左から右に読む横組みが基本となります。 また、簡体字は基本的に正方形の仮想ボディにデザインされているため、文字は日本語と同じように仮想ボディの中央で揃えるとよいでしょう。 そして、簡体字は箱組みが基本なので、文字揃えは「均等

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多言語の組版ルール【簡体字編】第1回 簡体字の基本

和文だけではなく、世界各国の言語に対応した文字をご提供しているモリサワ。多言語の組版について基本ルールをお伝えする本企画では、過去に欧文編をご紹介しました。 今回からお届けするのは、中国語の表記に用いる簡体字編です。 日本語の漢字と共通点がありつつも、異なる形を持っている簡体字。中文組版を知ることは、和文組版の理解にもつながります。ぜひ基本的な知識を身につけましょう。 1. 簡体字の成り立ち「簡体字」とは、画数が多く複雑な漢字(繁体字)を簡略化した俗字として、従来から用い

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多言語の組版ルール【欧文編】第6回 欧文書体の選び方

今回でいよいよ【欧文編】は最終回。 これまでの連載をこちらのマガジンにまとめています。 上質な欧文組版を目指すには、どのようなフォントを選んで組むと良いのでしょうか。連載中に紹介してきた基礎知識を振り返りつつ、書体選定のコツをお伝えします。 1. 本文組みの書体を選ぶとき 欧文組版に使う書体を選ぶ場合、数行程度のキャッチコピーや見出し用であれば、文字のデザインだけを優先して選んでも、手動で文字/単語間隔を調整すれば問題はないでしょう。  しかし、本文組みの場合、効率的な

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多言語の組版ルール【欧文編】第5回 データの受け渡しとアプリケーションの設定

現代の組版作業は、デジタルのツールを駆使することが一般的です。しかし、多言語組版では、いつもの和文組版とは異なる操作や注意点がいくつもあります。 この連載第5回目では、組版データを取り扱う実務に役立ち、スムーズに仕事が進むコツをお伝えします。 また、本連載で紹介してきた欧文の基本や組版ルールの考え方・手法の説明は、こちらのマガジンでまとめて読むことができます。 まず、組版作業の前に押さえておきたいこと 実際に欧文組版の作業に入る前に、原稿の管理をしている担当者(編集者、翻

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イベントレポート

モリサワが開催・参加しているイベントのレポートをまとめています

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モリサワの創業を紐解く “Type. My Life.” 〜書体カンファレンス ATypI講演から〜

世の中には様々なセミナーやカンファレンスがありますが、書体に特化したカンファレンスがあることをご存知でしょうか。その名は ATypI。タイポグラフィーとタイプデザインの発展のために活動する国際タイポグラフィー協会が主催し、1957年から毎年世界各地で開催される歴史あるカンファレンスです。 その60年以上の伝統の中で、日本で初めてとなるカンファレンスが、2019年(令和元年)に東京で開かれました。 カンファレンスのメインである講演会では、協会に選ばれた登壇者が参加者の前であら

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フォントの教科書 ~書体選びの基本とデザインのしくみ~

モリサワでは、MORISAWA PASSPORTユーザ様に向け「FONT COLLEGE」を不定期で開催しています。 2021年11月30日(火)にオンラインでの開催となったVol.8の講師は、アートディレクターであり大学教員でもある大里浩二さんと、グラフィックデザイナーでありライターでもある伊達千代さん。現代のフォントを取り巻く事情を多様な角度から知るお二人を迎え、デザインの対象が印刷物からWebや動画などへシフトを続ける現代において、より複雑性と重要性を増している「フォ

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『東京防災』デザイナーが語る。老若男女に届くニュートラルなフォントと、グラフィックデザインの未来

モリサワでは、MORISAWA PASSPORTユーザ様限定公開の講座「FONT COLLEGE」を不定期開催しています。 4月22日(木)、note株式会社が運営するイベントスペース「note place」(渋谷区神宮前)にてオンラインでの開催となったvol.7。「デザインにおける新様式 ─誰にでも伝わるデザインとは─」と銘打った今回のイベントは、モデレーターにフリーランスの編集者・武田俊さん、ゲスト講師に『東京防災』などを手がけるNOSIGNER代表の太刀川英輔さんをお

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【イベントレポート】クリップスタジオ×モリサワ iPadツール初コラボイベント  「安倍𠮷俊のクリエイティブワーク大公開! 人気イラストレーターが考えるフォントのイメージ」

2020年11月13日(金)に、ペイントツール「CLIP STUDIO PAINT」を提供する株式会社セルシス様との共催で、オンラインコラボイベントを開催しました。 今回お招きした特別ゲストは、漫画家・イラストレーターとして活躍されている、安倍𠮷俊先生です。 安倍 𠮷俊 (あべ よしとし) / 漫画家・イラストレーター アニメ『serial experiments lain』、『NieA_7』、『灰羽連盟』、『TEXHNOLYZE』、『RErideD』のキャラクターデザイン

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インタビュー

フォントを作ったり、使ったりしている方々のインタビュー記事をまとめています

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書体開発者が語る「秀英体」のこれまでとこれから〜にじみ新書体も大公開スペシャル〜

今日は4月10日、フォントの日!というわけで、特別企画として大日本印刷株式会社の秀英体開発担当の方へのインタビューが実現しました! 明治初期から100年以上にわたり愛され続けてきた「秀英体」の歴史や改刻秘話から、現代のニーズに合わせた新たな取組みまでさまざまなお話を伺いました。モリサワでも以前から秀英体を提供しており、中盤のインタビューでは今年リリース予定の新書体についてもふれているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。 1.「秀英体」とは?秀英体は、日本を代表する総合印

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新聞広告に「書体名」を掲載したのはなぜ!? ファミリーマートの新プライベートブランド「ファミマル」のパッケージデザインの舞台裏に迫る

新聞広告は時代を映す鏡…なんて言われますが、そこで使われているフォントも気になるモリサワnote編集部です。 2021 年10月19日朝刊に掲載された全面見開き(30段と言われます)広告に、社内がざわめきました。ファミリーマートの新しいプライベートブランド(PB)「ファミマル」をお披露目する内容です。 今回、その広告をきっかけに、パッケージデザインの舞台裏を追いかけてみることになりました! 1. A1ゴシックの名が広告に!?冒頭の広告では「社内資料ですが、広告します。」との

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カルディのデザイナーが語る、パッケージデザインにおけるフォントの大切さ

2020年8⽉から数々のフォントに関わる記事をご紹介してきたモリサワnoteはおかげさまで開設1周年を迎えました。 今回は記念企画として、訪れると思わず⼿に取りたくなってしまうような商品を数多く販売しているカルディコーヒーファーム(以下、カルディ)さんにインタビューしました。⾷品とフォントの接点って…?と気になった⽅はぜひ最後まで読んでみてください。 1. あなたも書体探偵に?!モリサワフォント盛りだくさんなカルディモリサワでは、書体デザインに携わる人もそうでない人もフォ

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文具でお馴染みのぺんてるさんにインタビューしたら、共通点が見つかった話。

みなさん、4月10日が何の日かご存知ですか? 4...10…4(ふぉん)10(と)......ということで、もうおわかりですね。「フォントの日」です。 今回はフォントの日特別企画として、シャープペンシル(以下、シャープペン)などの文具でお馴染みの「ぺんてる株式会社」の「シャープペン研究部」の皆さまにインタビューさせていただきました。フォントの会社と文具の会社のつながりとは?と思ったそこのあなた!ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。 1. 書体制作における “手書き”

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フォント沼なハナシ

フォントの特徴から開発秘話までご紹介する記事をまとめています

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モリサワフォントでリアクションします! 書体で変わる「ありがとう」の声色

この度モリサワnote編集部、リアクション画像をリニューアルしました! みなさんからの「スキ」や「フォロー」に、モリサワオリジナルのリアクションを画像付きでお返ししていること、知ってましたか? 書体は使い分けることによって様々な印象や雰囲気を作り出せることから、文字の “声色” と喩えられることがあります。そこで、私達のメッセージをいろんな「声色」で受け取ってもらうために、「スキ」「フォロー」「マガジン追加」「シェア」に対して、バリエーション豊富な「モリサワフォント」でリア

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デザイナーとエンジニアの綿密な連携で実現。流れるように文字がつながる筆書体「澄月」【2021年新書体】

食欲の秋、芸術の秋、読書の秋…新書体の秋! というのも、モリサワでは例年秋頃に新書体をリリースすることが多く、今年も10月21日にリリースとなりました。ユーザーさんの反応が気になって仕方ない今日この頃です。 今回は、2021年度の新書体の中から「澄月」についてご紹介します。開発メンバーへのインタビューでは、担当デザイナーに加えて、フォントの制作には欠かせない存在であるエンジニアも登場しますので、最後までぜひご覧ください。 1. 繊細かつスピード感のある行書風のデザイン書体

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シンプルで温かみのある表情のヒューマニストサンセリフ「Sharoa Pro」【2021年新書体】

今回は、2021年10月21日にリリースが迫る新書体から欧文書体「Sharoa Pro」をピックアップします。 欧文はどれも同じに見える、どの書体を選んだらいいのかわからない…という方も多いかもしれませんが、欧文書体の基礎知識をはさみつつご紹介していきますのでご安心を…! これまで欧文の設計をじっくり見る機会がなかったという方も、きっと見え方が変わるはずです(フォント沼のもう一層深い部分の存在に気づきます)。 デザイナーインタビューでは、Sharoa Pro開発秘話や欧文

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自然な文字の形を追求した「あおとゴシック」【2021年新書体】

今回の「フォント沼なハナシ」は、リリース目前の2021年新書体から一足お先に「あおとゴシック」のご紹介と開発秘話をお届けします。 リリースまでに少しでも新書体を身近に感じていただけたらうれしいです。 1.オンスクリーン向けの本文書体 あおとゴシックはスマートフォンやタブレットといったデジタルデバイス上での本文利用を目的に制作された書体です。 長文も自然に読める素直でクリーンな印象のゴシック体を目指して開発されました。 ウエイトは、ELからEBの7ウエイト展開です。 E

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新書体 2020

2020年にリリースされた新書体に関係する記事をまとめています

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書体設計士 鳥海修さん特別インタビュー 〜字游工房の歩みと書体へのこだわり〜

新年あけましておめでとうございます。 2021年最初は字游工房創設者の1人、書体設計士 鳥海修さんのスペシャルインタビューをお届けします。字游工房書体がMORISAWA PASSPORTに搭載されたことを記念した特別企画。書体への想いから少しマニアックなお話まで、たっぷりとお聞きしました。 1. 字游工房と鳥海さんとは改めて字游工房がどんな会社なのかをご紹介します。  有限会社字游工房は、1989年の設立以来数々の優れた書体開発を手がけ、今も尚多くのユーザに支持されている

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【イベントレポート】FONT COLLEGE vol.6[オンライン] 〜2020年新書体徹底解剖SPECIAL〜

モリサワでは、MORISAWA PASSPORTユーザ様限定公開で「FONT COLLEGE」を不定期で開催しています。 2020年11月24日(火)にオンラインでの開催となったvol.6では、今回新たに収録される書体の開発ストーリーについて、グラフィックデザイナーで新書体見本帳の制作を担当された大崎善治さん、大日本印刷株式会社の宮田愛子さん、有限会社字游工房のタイプデザイナー 岩井悠さん、モリサワのタイプデザインディレクター 富田哲良の4名に語っていただきました。 ゲスト

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まだあります新書体2020〜字游工房書体全部みせ!〜

2020年度から、MORISAWA PASSPORTに字游工房書体全46書体が追加されました。この記事では、追加される各書体の特徴やこだわりのポイントをご紹介します。プレゼントのお知らせもありますので、最後までお見逃しなく!(※モリサワの2020年新書体記事はこちらからご覧ください。) 1. 字游工房について有限会社字游工房は、本文書体や伝統的な書体を多く手掛け、ベーシックな書体の制作を得意とするフォントメーカーです。2019年3月1日より、モリサワのグループ会社となりまし

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モリサワ新書体2020のご紹介〜見本帳の中身、見せちゃいます〜

2020年11月12日(木)に2020年度の新書体をリリースいたしました。 各書体の特徴について、新書体見本帳に掲載されているビジュアルを交えつつご紹介していきますので最後までお見逃しなく! 1.ラインナップ紹介 本年度リリースするのは、こちらの4書体です。 左上から、フェルトペンのメモ書きのような親しみやすい印象のペン字体「ぺんぱる」、 中国晋代の碑文と日本の近代活字を復刻した柔らかなゴシック体「くれたけ銘石」、 漫画の吹き出しや辞書の見出しなどで使用されるアンチック

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