モリサワ note編集部

株式会社モリサワの公式アカウントです。モリサワフォントユーザーに役立つ情報はもちろん、デザイン、フォントに興味のある人に楽しんでいただける情報をお届けします。

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マガジン

  • 多言語の組版ルール

    知っているようで実はあまり知らない、日本語以外の多言語組版について、基礎ルールが学べる記事をまとめています。欧文編・簡体字編・繁体字編・韓国語(ハングル)編を掲載中。

  • Morisawa Fonts

    Morisawa Fontsに関連する記事をまとめています。

  • インタビュー

    フォントを作ったり、使ったりしている方々のインタビュー記事をまとめています

  • イベントレポート

    モリサワが開催・参加しているイベントのレポートをまとめています

  • フォント沼なハナシ

    フォントの特徴から開発秘話までご紹介する記事をまとめています

多言語の組版ルール

知っているようで実はあまり知らない、日本語以外の多言語組版について、基礎ルールが学べる記事をまとめています。欧文編・簡体字編・繁体字編・韓国語(ハングル)編を掲載中。

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多言語の組版ルール【韓国語編】第2回 韓国語組版

韓国語の表記に用いる「ハングル」について、今回は文章を組む際に知っておきたい文字組みとしての基本ルールをご紹介します。 ハングルの成り立ちや文字構造の基本は、前回の記事をご覧ください。 [韓国語編 全3回] 多言語の組版ルール【韓国語編】第1回 ハングルの基本 多言語の組版ルール【韓国語編】第2回 韓国語組版(この記事) 組み方向と文字の揃えかつてハングルは縦組が多かったのですが、現代の組版は中国語簡体字と同様に、横組がほとんどです。新聞や雑誌の一部には見出しとして

多言語の組版ルール【韓国語編】第1回 ハングルの基本

和文だけではなく、世界各国の言語に対応した文字を提供しているモリサワ。多言語の組版について基本ルールをお伝えする本企画では、過去に欧文編・中国語(簡体字・繁体字)編をご紹介しました。 今回から3回にわたりお届けするのは、韓国語や朝鮮語の表記に用いるハングルです。日本から一番近い外国で使われている言語でもあります。『ハングル』は言語の名称ではなく文字の呼び方であり、韓国語や朝鮮語を表記するための表音文字を指します。日本語における、ひらがなやカタカナに類するものと言えます。 第

多言語の組版ルール【繁体字編】第2回 文字セットとアプリケーションの設定

今回は、繁体字組版の最終回。実際に繁体字をアプリケーションで組む際の基本的な考え方や注意点を見ていきます。 繁体字の基本について理解が深まる、前回の記事はこちら。 文字コードと文字セット繁体字で使われる文字コードは、かつては台湾がサポートする「CCCII(Chinese Character Code for Information Interchange)」を1980年に制定しましたが浸透せず、CCCIIをもとに1984年に台湾主要コンピューターメーカー5社が策定した「B

多言語の組版ルール【繁体字編】第1回 繁体字の基本と組版

多言語の組版ルールをご紹介している本連載。今回からは、繁体字に関する知識を全2回にわたりお送りします。 繁体字と共通点も多い、簡体字の組版ルールはこちらからご覧ください。 繁体字の成り立ち繁体字は中国語の表記に使用される文字で、「正体字」とも言われます。漢字が簡体字として省略化される以前は、中国大陸でも使われていました。 一見すると日本の旧字体にも似た伝統的字形を持ちますが、両者は微妙に違います。 もともと木版印刷などが登場する以前、漢字は手書きでやり取りされていたため

Morisawa Fonts

Morisawa Fontsに関連する記事をまとめています。

くわしく見る

リズム感を感じる書体選びで読む人の意識を引き留めるデザイン

2024年4月、原宿にオープンした商業施設・東急プラザ原宿「ハラカド」。施設の3階には、企業ブランディングや音楽関係のアートワーク、地域活性化プロジェクトなど、さまざまなジャンルのデザインを手がけるデザイン事務所「れもんらいふ」が、オフィスを併設したクリエイターが集まる場所を構え、ファッショナブルな原宿の文化を継承し、新たな文化の創造に取り組んでいる。 今回ご紹介するのは、株式会社れもんらいふの代表で、2023年夏に公開された映画『アイスクリームフィーバー』の監督も務めるア

「文字」から始まるデザイン

広告グラフィックデザインには、文字を中心に構成された表現も多く見かけます。「ことば」の意味を理解してほしいという狙いがある一方、ビジュアルとしても見せる必要があるデザイン。そのデザインが、企業の理念や指針をどのように印象づけるかは「ことば」を装飾するフォント選びと、細やかなチューニングがあってこそ成り立つものとも言えます。 今回は、デザインで株式会社にインタビュー。企業の指針やキャッチコピーなどの「文字」から始まるデザイン事例から、フォント選びの重要性と、より研ぎ澄まされた

フォント×デザインの今と未来 ーモリサワ マーケティング統括部長とのデザイン鼎談ー

現在、約100名のデザイナーが所属しているトランスコスモスDI事業本部 コミュニケーションデザイン部。今回、特別に株式会社モリサワのマーケティング統括部長 栗山氏をお招きして、弊社デザイナーと栗山氏による『デザイン鼎談』を実施しました。 実は、栗山氏は元トランスコスモス社員。単なるフォント提供企業ではなく、“同じ釜の飯を食べた仲間”として、深く、にぎやかなトークが繰り広げられました。 若手デザイナーの成長につながるクリエイティブのヒントも!デザイナーはもちろん、クリエイテ

経済ニュースメディア「NewsPicks」のデザインに学ぶフォントの役割

「新しい視点を集めて、経済の未来をひらく」というコンセプトで、金融・経済にとどまらず、政治社会などの時事ネタを含め、海外ニュース、教育やキャリアといった幅広いジャンルで経済ニュースを発信している「NewsPicks」。 写真と記事で構成される経済ニュースのほか、イラストや図解を用いた “インフォグラフィック記事” が年間約100本配信されています。記事はスマートフォンで閲覧されることを想定し、難しい経済情報や社会情勢をわかりやすく噛み砕き、テキストに図や写真、シンプルなアイコ

インタビュー

フォントを作ったり、使ったりしている方々のインタビュー記事をまとめています

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リズム感を感じる書体選びで読む人の意識を引き留めるデザイン

2024年4月、原宿にオープンした商業施設・東急プラザ原宿「ハラカド」。施設の3階には、企業ブランディングや音楽関係のアートワーク、地域活性化プロジェクトなど、さまざまなジャンルのデザインを手がけるデザイン事務所「れもんらいふ」が、オフィスを併設したクリエイターが集まる場所を構え、ファッショナブルな原宿の文化を継承し、新たな文化の創造に取り組んでいる。 今回ご紹介するのは、株式会社れもんらいふの代表で、2023年夏に公開された映画『アイスクリームフィーバー』の監督も務めるア

「文字」から始まるデザイン

広告グラフィックデザインには、文字を中心に構成された表現も多く見かけます。「ことば」の意味を理解してほしいという狙いがある一方、ビジュアルとしても見せる必要があるデザイン。そのデザインが、企業の理念や指針をどのように印象づけるかは「ことば」を装飾するフォント選びと、細やかなチューニングがあってこそ成り立つものとも言えます。 今回は、デザインで株式会社にインタビュー。企業の指針やキャッチコピーなどの「文字」から始まるデザイン事例から、フォント選びの重要性と、より研ぎ澄まされた

経済ニュースメディア「NewsPicks」のデザインに学ぶフォントの役割

「新しい視点を集めて、経済の未来をひらく」というコンセプトで、金融・経済にとどまらず、政治社会などの時事ネタを含め、海外ニュース、教育やキャリアといった幅広いジャンルで経済ニュースを発信している「NewsPicks」。 写真と記事で構成される経済ニュースのほか、イラストや図解を用いた “インフォグラフィック記事” が年間約100本配信されています。記事はスマートフォンで閲覧されることを想定し、難しい経済情報や社会情勢をわかりやすく噛み砕き、テキストに図や写真、シンプルなアイコ

【座談会】 デザインと技術のプロ集団フェンリルに学ぶ「フォント選びのコツ」

大手スーパーのポイントアプリから国内最大級の動画配信サービスまで、日常に欠かせない数々のデジタルサービスのデザイン・開発に携わるフェンリル株式会社。 デザイン業務に携わる全社員にモリサワのサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」のライセンスを⽀給しています。その活⽤はクライアントワークだけでなく、⾃社制作物や社内レクリエーションなど多岐にわたります。 そこで今回はフェンリルでデザインやディレクション業務に携わる3名にご登場いただき、フォント選びのポイントや

イベントレポート

モリサワが開催・参加しているイベントのレポートをまとめています

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ブランドを毀損しないためのウェブアクセシビリティ ~攻守でバランスよく実現するブランド価値~

突然ですが、「合理的配慮」というキーワードをご存知ですか? 合理的配慮とは、障害者差別解消法に関連する、近年重要視されている概念の一つです。障害がある人もない人も、互いにその人らしさを認め合いながら共に生きる社会を実現することを目指して、令和6年(2024年)4月1日より、「合理的配慮の提供」が事業者に義務化されました。物理的環境や意思疎通への配慮、これまでのルールや慣行の見直しなど、各事業に合わせて、柔軟な対応が求められています。 この施策に伴い、Webサイト制作の現場で

フォントを“必殺技”にするデザインの作り方

Font College Open Campus(以下:FCOC)は、フォントのことをより身近に感じていただけるよう、毎回さまざまなテーマを基にお話しする無料公開講座です。 今回のテーマは、株式会社NASU代表取締役の前田高志氏による「フォントを“必殺技”にするデザインの作り方」。グラフィックデザインに欠かせないさまざまなギミックを学ぶことを楽しく学べる“デザインの必殺技”カードゲーム「Desig-win(デザウィン)」の中から、知っておくと役に立つ“フォントの必殺技”をご紹

アジアのクリエイティブとの協働 国を超えた仲間づくり 〜 “信頼”があれば世界の誰とでも仕事ができる 〜

Font College Open Campusは、毎回さまざまな分野のエキスパートをお迎えし、文字やデザインに限らず幅広いテーマでお届けする無料のオンライン講座です。今回のゲストは、東南アジアを中心に世界各国のクリエイターとさまざまなプロジェクトを手掛けている、エージェント・ハムヤック株式会社 代表 矢部 幹治氏。実際に現地に赴いて出会ったデザイナーの紹介を交えながら、国境を超えて人と人との信頼でつながっていく、新しい“クリエイティブのかたち”をお話しいただきました。 や

【前編】 日本語デザインを変えた技術 発明100年に1から知りたい「写植」の話

Font College Open Campus(以下:FCOC)は、モリサワが不定期開催している無料のオンライン講座。文字やフォントに限らず、デザインやブランディングなど、様々なテーマでお届けしていますが、今回のテーマは少し角度を変えて「写植」のお話です。 セミナーレポートの前編では、写真植字とは何か?それがどうデザインに影響を与えたのか、後編では、写植の時代の書体についてが語られます。 モリサワの創業者・森澤信夫(1901年〜2000年)と株式会社写研の創業者である石

フォント沼なハナシ

フォントの特徴から開発秘話までご紹介する記事をまとめています

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〈note文字旅〉写真植字の百年。写植と印刷の歴史を辿る。

紙や印刷の歴史が好きな人のみならず、文字やフォントの沼にハマった人にとっても聖地となっている、東京・飯田橋の「印刷博物館」。 人々の生活やコミュニケーションの発展において欠かすことのできない、「印刷」の技術や文化史をテーマに幅広く研究・資料蒐集を行っている、国内では珍しい博物館です。 この印刷博物館で、現在とある企画展示が開かれています。 写真植字の百年 会期:2024年9月21日(土) ~ 2025年1月13日(月・祝) いまから100年前の1924年、モリサワの創業者

中ゴシックBBBでたどる、写植文字盤からデジタル化まで〜邦文写真植字機発明100周年に寄せて〜

モリサワの定番書体のひとつである「中ゴシックBBB」。実は長い歴史がある書体なんです……! 今回は「邦文写真植字機」発明100周年を記念して、写真植字機での文字作りからデジタルフォントまでの「中ゴシックBBB」の歴史を振り返っていきたいと思います。 写植時代から受け継がれる「中ゴシックBBB」こちらは、モリサワが発行した「モリサワ写真植字機統一見本帳 No.83」です。当時モリサワが写真植字機(以下、写植)で扱っていた書体が並んでいますが、写真右下に「中ゴシックBBB1」と

〈note文字旅〉MORISAWA SQUAREで出会う、文字と印刷の歴史。

さて、みなさま、大阪のモリサワ本社ビルの中に「MORISAWA SQUARE」というショールームがあるのをご存知でしょうか︖ 一般的なショールームとは一味違ったフォントメーカーならではの、日常生活で身近な「文字」をテーマにしたショールームです。今回、その魅力をみなさまにお伝えしたく、普段は東京本社に勤務しているnote編集部員が潜入し、レポートいたします! ※ショールーム「MORISAWA SQUARE」の見学をご希望の方は、本記事の末尾にある「見学のご案内」をご参照くださ

知っていると便利な和欧混植アイデア集 〜定番から個性的な組み合わせまで〜

この度、モリサワは公式 Pinterestを開設しました! 新書体などフォントの紹介やデザインのTipsなどを発信して、みなさんの制作のヒントをお届けしてまいります。 そして今回のnoteでは、Pinterestでも公開中のTips「和欧混植のアイデア」から、おすすめの8選をご紹介。 「和欧混植のアイデア」は、モリサワのタイプディレクターTさんとグラフィックデザイナーDさんが、ぜひみなさんに試してほしい和文・欧文書体の組み合わせを選定し、それを使ったデザインのサンプルを制