モリサワ note編集部

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モリサワ note編集部

株式会社モリサワの公式アカウントです。モリサワフォントユーザーに役立つ情報はもちろん、デザイン、フォントに興味のある人に楽しんでいただける情報をお届けします。

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マガジン

  • フォント沼なハナシ

    フォントの特徴から開発秘話までご紹介する記事をまとめています

  • 制作まわりのお役立ち情報

    制作やAdobeソフトのサポートを行っている部員たちによる、お役立ち情報のマガジンです。

  • イベントレポート

    モリサワが開催・参加しているイベントのレポートをまとめています

  • 文字組版の教室 note版

    文字組版に長年携わってきたモリサワが、日本語の組版について図版つきでわかりやすくお届けします。

  • Morisawa Fonts

    Morisawa Fontsに関連する記事をまとめています。

フォント沼なハナシ

フォントの特徴から開発秘話までご紹介する記事をまとめています

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知っていると便利な和欧混植アイデア集 〜定番から個性的な組み合わせまで〜

この度、モリサワは公式 Pinterestを開設しました! 新書体などフォントの紹介やデザインのTipsなどを発信して、みなさんの制作のヒントをお届けしてまいります。 そして今回のnoteでは、Pinterestでも公開中のTips「和欧混植のアイデア」から、おすすめの8選をご紹介。 「和欧混植のアイデア」は、モリサワのタイプディレクターTさんとグラフィックデザイナーDさんが、ぜひみなさんに試してほしい和文・欧文書体の組み合わせを選定し、それを使ったデザインのサンプルを制

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新書体なのに懐かしい!2024年リリース予定 写研フォントのご紹介

この記事が公開される4月10日は、アドビ社が制定した「フォントの日」です。 モリサワでもこの記念日に合わせてAdobeさんのイベントに参加したり、フォントに関する情報公開をしたり、noteで記事を公開したりと、さまざまな活動をしています。 さて今回は、2月22日に開催した配信イベント Font College Open Campus 12「日本語デザインを変えた技術 発明100年に1から知りたい写植の話」の中で公開した2024年リリース予定の写研フォントについて、詳しくお伝え

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〈モリサワnote文字旅〉ウイリアム・モリスに逢いに行く。理想の書物と理想の書体

秋めいてきた10月某日、モリサワnote編集部一行は、とある特別な「文字」の存在を追いかけて旅に出ました。 辿り着いたのは、群馬県高崎市の緑豊かな森に位置する群馬県立近代美術館。 実は私たちモリサワは、19世紀イギリスで活躍したデザイナー、ウイリアム・モリス(1834-1896)が「ケルムスコット・プレス」と呼ばれる印刷工房で製作した書物の全完本コレクションを所蔵しています。そしてその一部が今、この群馬県立近代美術館の企画展で公開されているのです。 その名も「理想の書物」

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写研書体の開発プロジェクト “至誠通天” 受け継がれる石井書体

邦⽂写真植字機の発明100周年の節⽬となる2024年に、写研書体がOpenTypeフォントとしてリリースされます。 2021年1月のプロジェクト発表を受けて、古くから写研、モリサワの書体に触れてきた方々から多くの反響をいただきました。 そして2022年11月24日、写研書体3ファミリーを改刻し、リリースすることを発表しました。 発表の舞台となったのは、2022年11月に行われた展示会「IGAS2022 国際総合印刷テクノロジー&ソリューション展(以下IGAS2022)」。

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制作まわりのお役立ち情報

制作やAdobeソフトのサポートを行っている部員たちによる、お役立ち情報のマガジンです。

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オプティカル?メトリクス?Adobeソフトの文字詰め機能を解説!

「InDesignやIllustratorを使ってデザインを作ったはいいが、何か締まらない……」と悩んだことはありませんか? 例えば…… 全体的にもう少し締まったまとまりのある感じを出したい!というとき、デザイン作業で意外と盲点になりがちなのが文字の「間隔」です。 この画像の場合、文字周辺がパラパラしていることでかなりゆったりした感じが出ています。 日本語における文字配置の基本 日本語書体は原則、正方形の枠(仮想ボディ)を基準に作られています。 そして、日本語組版の原則

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自動の文字詰めがより便利に! 「A P-OTF」フォント

たくさんのフォントの中から目的にあったフォントを選ぶ作業は、いつでも楽しく、そして悩ましいものです。 以前モリサワnoteでは、フォントメニュー名から用途にあったフォントを選ぶための解説を掲載しました。 モリサワのOpenTypeフォントは、ペアカーニングなどの情報が含まれるものについては、名前の先頭に「A P-OTF」をつけています。 今回は、ペアカーニングに対応し、自動の文字詰め機能がより便利になった「A P-OTF」フォント(以下AP版書体)について、その特徴をご紹介

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カラーユニバーサルデザインを実践してみよう!

色は、情報を伝える手段の一つです。 しかし人によっては色の見え方に違いがあるため、正しく情報を受け取ってもらえないことがあります。そのため多様な色の見分け方について理解し、配慮することが必要です。 今回は、伝える情報の認識に差異を与えないための「カラーユニバーサルデザイン」について実践、解説します。 カラーユニバーサルデザインとは?色の見え方は人によっては認識しにくい場合もあるので、配色に気をつけないと伝えたい事が伝わらないこともあります。そこで「カラーユニバーサルデザイン

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ついにAIの時代が来た!Adobe製品の生成AI関連機能まとめ

ビビディバビディブー、ピリカピリララ、エクスペクト・パトローナム…… いつの時代も人間は「魔法」に憧れを抱いてきました。 そして現在、さながら魔法のごとく「唱えた言葉が形になって目の前に現れる」時代がついにやってきました! ただし使うのは魔法の杖ではなく、Adobe Creative Cloudです。 今回の「制作まわりのお役立ち情報」では、今話題のAdobe Fireflyをはじめとした、Adobe製品における生成AI関連機能のまとめ情報をお送りします。 Adobe

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イベントレポート

モリサワが開催・参加しているイベントのレポートをまとめています

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【前編】 日本語デザインを変えた技術 発明100年に1から知りたい「写植」の話

Font College Open Campus(以下:FCOC)は、モリサワが不定期開催している無料のオンライン講座。文字やフォントに限らず、デザインやブランディングなど、様々なテーマでお届けしていますが、今回のテーマは少し角度を変えて「写植」のお話です。 セミナーレポートの前編では、写真植字とは何か?それがどうデザインに影響を与えたのか、後編では、写植の時代の書体についてが語られます。 モリサワの創業者・森澤信夫(1901年〜2000年)と株式会社写研の創業者である石

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【後編】 日本語デザインを変えた技術 発明100年に1から知りたい「写植」の話

【前編の記事はこちら】 写植書体、何がそんなに面白い?さて後半では、OpenTypeフォントとしてリリースされる文字の中から、阿部氏が特にお勧めする注目フォントとその味わい方をご紹介いただきました。 まず写研書体を語る上で、石井文字シリーズは外せません。石井文字とは、写研の創業者である石井茂吉氏が自ら設計した書体群を指します。石井氏は、写植機の開発を進めながらも、自ら写植のための書体を作っていました。 「写植機の発明・設計者であるということは書体設計士であることを含意し

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〜理念を可視化するブランドロゴのつくりかた〜 大切なのに意外と知らない開発プロセスとデザインのポイント

毎回さまざまな分野のエキスパートをお招きするFont College Open Campus(以下「FCOC」)。フォントの魅力を再発見するとともに、ブランディングにおけるデザインの力に目を向けていきます。今回はブランディングに欠かせないロゴデザインがテーマです。「〜理念を可視化するブランドロゴのつくりかた〜 大切なのに意外と知らない開発プロセスとデザインのポイント」と題し、たきコーポレーション IGIのアートディレクター 木野村 繁則氏より、ブランドロゴ運用においてついつい

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漫画家 沖田×華先生 特別講演会「やらかしたっていいじゃん」

今回はフォント沼なお話ではなく、モリサワが取り組んでいる活動についてお伝えします。 モリサワは「文字を通じて社会に貢献する」という経営理念に基づき、「文字の視点」から性別、年齢、国籍、障害などの個性差を受け入れ、尊重される共生社会の実現、ダイバーシティの推進に取り組んでいます。 この活動の一環として、LD、ADHD、識字障害といった目に見えない障害と向き合いながら、自身の経験を赤裸々に公表し続ける漫画家の沖田×華先生、株式会社ぶんか社 第一編集部 編集長の花澤亜希子氏をお招き

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文字組版の教室 note版

文字組版に長年携わってきたモリサワが、日本語の組版について図版つきでわかりやすくお届けします。

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なんとなく使っていませんか? 括弧の種類と使い分け

突然ですが、質問です! 以下の文章で、登場人物が実際に声に出して言っている部分と、心の中で思い浮かべている部分はどこでしょうか。 答えは簡単ですね。 「 」の中の言葉が声に出して言っている部分、( )の中の言葉が心の中で思い浮かべている部分です。 前後の文章からも読み取れると思いますが、括弧の使い分けがされていることで、より分かりやすくなっています。 このように括弧類は主に文章内で会話・引用・強調などの用途で使われますが、普段はなんとなく使っているという方が多いのではない

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組版の要は禁則処理にあり!? 禁則文字・追い込み・追い出しを解説

「絶対に押してはいけないボタン」、「絶対に開けてはいけない箱」など、禁止されると逆に興味が湧いてしまうのは古今東西さまざまな場面で耳にされる話ですよね。 では組版の世界において禁止されていることは一体何か、ご存じでしょうか? 組版の世界で避けるべきことは多々あり、さまざまな組版ルールが存在します。 組版における禁則を処理できているかどうかは、文章の読みやすさに大きく影響します。 InDesignなどアプリケーション側が自動で処理してくれるケースがほとんどですが、さまざまな

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「約物」のアキと調整

「日本語組版は難しい……」 こんな言葉を聞いたことがありますか? その要になるのが「約物」と言われる記号類です。 例えば私達が当たり前のように使用している句読点。 縦組みでは「、。(テン・マル)」の組み合わせが使用されますが、横組みでは「,。(カンマ・マル)」や「,.(カンマ・ピリオド)」の組み合わせを使用することもあります これら句読点は、文の区切りを示す役割を果たしています。私達にとっては身近な存在ですが、実は昔は使われていませんでした。 日本ではじめて句読点が登場し

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段落の字下げを行う理由を知ろう

みなさんは日本語の文章を書くとき、段落の始まりはどのようにしていますか? 大抵の方は「先頭を1字下げにする」と答えるのではないかと思います。 では、なぜこの1字下げを行うのでしょうか? 段落の字下げは執筆者・出版社などの⽅針によってさまざまなルールがあり、表示する媒体(紙・Webなど)によっても変わります。 今回はこの段落の字下げについてご紹介します。 段落とは?段落の字下げについて語る前に「段落」について整理しておきます。 日本語の文章の構成要素は大きい順に「文章・段落

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Morisawa Fonts

Morisawa Fontsに関連する記事をまとめています。

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MORISAWA PASSPORTから何が変わった?利用者から聞いたMorisawa Fontsの推しポイント

2022年10月にリリースしたフォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」。 リリース以来多くの皆様にご導入いただき、こちらのnoteでもお使いいただいたリアルな感想をご紹介してきました。 今回は、 2029年にサービスの終了を予定しているMORISAWA PASSPORTから、Morisawa Fontsへの移行を検討中の方に向けて、実際にお客様から使いやすくなったとお声を多くいただくポイントをご紹介します! 「MORISAWA PASSPORTと

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フォント選びはビジュアルコミュニケーションの要〜意思を持ったフォント選びでデザインの解像度をあげる〜

だれでも論理的にデザインの意図を理解できるよう、フォントを声色、文字間を話し方、色を性格になぞらえ解説した『わかる!使える!デザイン』の著者でもある、アートディレクターの小杉幸一さん。 前半では、渋谷ハロウィンに関するコミュニケーションデザインをはじめ、企業ロゴなどを事例に、フォント選びのヒントを教えていただきました。 今回は後編として、モリサワフォントを活用したビジュアルデザインについて実例を交えてお話しいただきつつ、デザインの際によく使われるモリサワフォントや、202

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渋谷区におけるハロウィーン・ビジュアルコミュニケーションなどに学ぶ 「タイポグラフィデザイン時のフォント選び」

ショップや企業のデザインを担当する方なら、自社商品のサービスやブランドを他社と差別化させるために、ロゴの制作に携わることもあることでしょう。企業や商品の顔ともいうべき「ロゴ制作」において、デザイナーのセンスだけでなく、ロゴデザインに込める意志をどのように整理し、デザインに落としこんでいけば良いのでしょうか。 2023年渋谷の町全体で掲示されたハロウィンに関する渋谷区のメッセージを伝えたポスターのほか、企業や団体など様々なビジュアルコミュニケーションを手掛けている株式会社o

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フォントのライセンスはわかりづらい? モリサワnote編集部が法務担当を突撃してみた

突然ですがみなさんは、フォントを使う際に「ライセンス」の存在を意識することはありますか? 書体のあれこれをお話することはあっても、そのライセンスについて取り上げる機会は少ないかも、と気がついたモリサワnote編集部。実際、SNS上には「これって法的にどうなの?」という疑問や、「よくわからない……」「ややこしい!」といったつぶやきが多数みられます。 そこで今回は「社内でライセンス事情について一番詳しい人に聞いてみよう!」ということで、モリサワの法務担当を突撃! 基本的な事項か

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